株主・投資家の皆さまへ

日頃より、格別のご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
当社は、1920年(大正9年)の創業以来、「コーヒーを究めよう。お客様を見つめよう。そして、心にゆたかさをもたらすコーヒー文化を築いていこう。」という企業理念のもと、日本におけるコーヒーのリーディングカンパニーとして、世界基準の高い品質と時代の求めるおいしさを常に探究し、コーヒーの持つ可能性を広げ続けてまいりました。
現在は、2030年までに目指すべき姿として「珈琲とKISSAのサステナブルカンパニー」というメッセージを掲げ、当社が培ってきた日本の「喫茶文化」の継承や、サステナビリティ活動を推進し、持続可能なコーヒー生産の実現に向けて事業活動に取り組んでいます。
2026年3月期においては、コーヒー生豆相場の高騰と円安の進行などの要因により、コーヒーの製造に必要な原材料価格は過去5年間で最も高い水準となり、当社グループを取り巻く事業環境は極めて厳しいものとなりました。
このような状況のなか、当社は長年にわたり培った「品質第一主義」のもと、「収益力強化」、「経営基盤強化」および「グループ総合力強化」を3つの柱とし、営業部門における適正価格での販売推進のほか、独自性の高い戦略商品の販売促進などを実施。ならびに、製造・物流部門においては、サプライヤーとの強固な連携を通じて高品質な商材を確保する体制を強化。バリューチェーン全体で収益力の改善に努めました。
コーヒー業界を取り巻く環境は、物価上昇による生活者の節約志向の高まりや、中東情勢等を背景とした原油・ナフサ価格の高騰による包装資材や物流コストのさらなる上昇リスクなど、不透明な状況が続くものと予想されます。
引き続き、これらの外部環境を見極め、「経済的価値」と「社会的価値」を両立させた事業活動を推進し、「珈琲とKISSAのサステナブルカンパニー」としてあらゆるステークホルダーに対し価値を提供する会社であり続けることを目指してまいります。
株主・投資家の皆さまにおかれましては、引き続き変わらぬご支援とご指導を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
代表取締役社長 柴田 裕






