【プロ直伝】インスタントコーヒーのおいしいいれ方と選び方・保存方法は?違い・アレンジレシピまで徹底解説
2026.10.28
レシピ
インスタントコーヒーのおいしい飲み方がわからなかったり、選び方を知らなかったりして困ったことはないでしょうか。インスタントコーヒーも、いれ方や使用するインスタントコーヒーにこだわることで味わいが変わり、楽しみ方の幅も広がります。
今回はインスタントコーヒーをおいしく飲むための、インスタントコーヒーの選び方や保存方法 をご紹介します。毎日のコーヒーライフのお供に、ぜひ参考にしてみてください。
インスタントコーヒーとレギュラーコーヒーの違い
インスタントコーヒーとレギュラーコーヒーには、以下のような違いがあります。
<インスタントコーヒー>
焙煎したコーヒー豆を粉砕して抽出した液体を乾燥させ、粉末状に加工した食品を指します。
一度抽出されたコーヒー液を粉にしているので、そこに水分を加えれば抽出された状態に戻り液化します。そのため、とても手軽にコーヒーを楽しめる点が大きなメリットです。
<レギュラーコーヒー>
焙煎したコーヒー豆を粉砕して、専用器具を使用して熱湯などで抽出します。本格的なコーヒーの香りや味わいを楽しむことができます。
レギュラーコーヒーにもインスタントコーヒーにも、それぞれの良さがあります。互いの性質を理解して、使い分けて楽しむとよいでしょう。
インスタントコーヒーの2大製法と味・香りの2つの違い
インスタントコーヒーの2大製法と味・香りの2つの違いについてご紹介します。
フリーズドライ製法
フリーズドライ製法で作られたコーヒー粉は、粒子が粗く、つぶつぶとした見た目をしています。製法方法としては、まず抽出されたコーヒー液を減圧しながらコーヒーの濃縮液を作ります。
その後、平らなバットの上に薄く濃縮液を乗せます。そこから真空状態で マイナス40℃ほどに凍結乾燥させると、板状のチョコレートのようになります。これを砕くことによって、つぶつぶとしたインスタントコーヒーができあがります。
一般的に、インスタントコーヒーにはフリーズドライ製法が広く使われています。
コーヒーは加熱すると、味わいや香りが損なわれやすい性質があります。フリーズドライ製法は、コーヒー液を凍らせてから真空状態で乾燥させるため、加熱による風味への影響を抑えられます。
そのため、コーヒー本来の味わいや香りが保たれやすく、レギュラーコーヒーに近い風味を楽しめます。
スプレードライ製法
スプレードライで作られたコーヒー粉はサラサラと粒子が細かくなっており、お湯を注ぐとサッと溶けるのが特徴です。
コーヒーの濃縮液を乾燥させていくのですが、乾燥させる方法は大きく以下の3つに分けられます。
・コーヒーの液体を高いところから霧状に落とし、その間に水分を抜いていく方法
・乾燥した空間にコーヒーの液体を霧吹きのように吹き付け、瞬時に乾燥させる方法
・スプレードライを行ったコーヒー粉の粒子同士を少量の水分でつなぎ合わせる(表面積が増えるため水に溶けやすい)方法
スプレードライで作られたインスタントコーヒーは水や牛乳に溶けやすく、手軽に飲めるのが特徴です。
一方で、高温状態での製造となるためコーヒーの風味が飛びやすくなりますが、苦みが特徴のコーヒーが多いため、 アイスコーヒーやお菓子作りに適しています。
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インスタントコーヒーの特徴やメリットがわかったところで、すぐに試せるおいしいいれ方についても見ていきましょう。
今すぐ試せる!インスタントコーヒーのおいしいいれ方
インスタントコーヒーのおいしいいれ方は以下の通りです。
準備するもの
・インスタントコーヒー
お好みの味わい、お好みの煎りの深さのインスタントコーヒーをお選びください。ブラックでもおいしく飲みたい場合は、さっぱりとしていてクリーンな風味のインスタントコーヒーがおすすめです。
・コーヒーカップ
お好みのカップをご用意ください。目安として8分目140~150㎖程入るカップがおすすめです。
・ケトル(沸騰したお湯)

お湯を注ぐためのポットです。沸騰したお湯を準備します。コーヒー専用のケトルがない場合、ご家庭にあるやかんやポットでも代用可能です。
・計量器/秤(はかり)

コーヒー粉を量るために使用します。
・コーヒースプーン

コーヒースプーンがあると、計量器がなくてもコーヒー粉を量ることができるので便利です。基本的には分量を間違えなければ、どのスプーンでも大丈夫です。
インスタントコーヒーのおいしいいれ方
インスタントコーヒーのおいしいいれ方の手順は以下の通りです。
1. インスタントコーヒーを開ける
内蓋のシール瓶口ふちの内側に沿って切り取っていただくと、密閉状態で保存できるのでおすすめです。
2. カップにコーヒー粉を入れる
計量器で2g量るか、コーヒースプーンで軽く2杯すくってカップに入れます。
3. お湯を注いでできあがり
カップに140mlのお湯を注ぎ入れ、スプーンで数回混ぜてください。 これで、おいしいインスタントコーヒーのできあがりです。 また、使用されるカップの容量が今回ご紹介しているものと異なる場合は、コーヒー粉やお湯の分量などが変わるので、そのときお飲みになるコーヒーの説明書きをよくご確認ください。
お湯を注ぐ前にカップに入れたインスタントコーヒーをお湯や水で練るという方法があります。近年のインスタントコーヒーはそのままお湯を注いでも十分に溶けやすく作られているので、練らなくてもおいしいコーヒーが楽しめます。
おいしく作る4つのポイント
ここではインスタントコーヒーのおいしさを最大限に引き出すことができる4つのポイントをご紹介します。
今日からインスタントコーヒーが、少し変わるかも・・・。
1. 水は軟水を使う
水はコーヒーのおいしさを決める重要な要素です。水は浄水器を通した水道水を使用してください。
ヨーロッパのミネラルウォーターなどの硬水は、含まれているカルシウムやマグネシウムが味に影響を与えますので、軟水である日本の水道水はコーヒーに適しています。
※水の硬度とは、水には複数のミネラル成分が含まれ、その含有量の違いによって味も異なります。
水の「硬度」とはカルシウムとマグネシウムがどれだけ溶け込んでいるかを、数値で表したものです。
2. お湯の温度は90℃程度がおすすめ
汲みたての水を沸かして少し置き、お湯が落ち着いた状態になってから使用するのがポイントです。 そうすることで、沸騰したお湯より少し低い90℃程度でいれることができます。この温度が、インスタントコーヒーの風味を引き出すのに適しています。
また、コーヒーカップをあらかじめ温めずに使うと、沸騰したお湯の温度が下がり、適温の90℃程度に近づきます。このように、お湯を少し冷ましてから使うのもおすすめです。
3. おいしくいれるには分量が大切
気軽に飲めるのがインスタントコーヒーの魅力のひとつですが、おいしくいれるには分量が大切です。
黄金比率は、お湯約140mlに対し、インスタントコーヒーは2g。「コーヒースプーン」と呼ばれる一般的なスプーンで山盛り1杯が1g。2杯が適量です。
4. 高温多湿を避けて密閉保存する
インスタントコーヒーは、品質的に非常にデリケート。最後までおいしく豊かな香りを楽しむためにフタはしっかり閉めてください。
高温多湿に弱いので、内蓋のシールはふちを残して完全に切り取り、しっかり蓋を閉めて直射日光の当たらない冷暗所に保存して、開封後は1カ月を目安にお飲みください。
保存方法について
インスタントコーヒーは、高温や温度変化、湿気の影響を受けやすいため、開封後は直射日光を避け、温度変化の少ない室温で保管しましょう。冷蔵庫や冷凍庫での保存は、におい移りや結露による湿気の原因となるため、おすすめしません。
また、コーヒーを取り出す際は、水分の付いていない乾いたスプーンを使用し、使用後のスプーンを瓶に戻さないようにしましょう。
インスタントコーヒーを使ったアレンジ
インスタントコーヒーを使ったアレンジをご紹介します。
カフェオレ
インスタントコーヒーをコーヒースプーン1杯(2g)、コーヒーカップに入れます。
お湯をコーヒーカップに半分ほど注いで、スプーンでよくかき混ぜます。
最後に、温めた牛乳をコーヒーカップに入れて完成です。
カフェオレの場合、1:1の割合になるように牛乳を入れるとバランスの取れた味わいを楽しめます。使用するインスタントコーヒーは深煎りなど少し濃いめの味わいのものを選ぶと牛乳との相性がよいです。
牛乳を増やしてまろやかにしたり、インスタントコーヒーを増やして濃いめにしたりと、お好みに合わせて調整してみましょう。また、甘みをハチミツやメープルシロップ、黒蜜でつけたり、マシュマロを浮かべたりするアレンジもおすすめです。身体を温めたいときは、シナモンや黒こしょうなどのスパイスを加えるのもよいでしょう。
ツートーンアイスカフェオレ
インスタントコーヒーは水や牛乳にもサッと溶けるため、アイスカフェオレも簡単に作れます。
見た目にも楽しいツートーンアイスカフェオレのレシピもご紹介しましょう。
<作り方>
グラスの中に冷たい牛乳を1/3ほど入れ、次に氷を入れます。牛乳の表面に氷の頭が出るぐらいがちょうどいいです。
次に、あらかじめインスタントコーヒーと水で作ったアイスコーヒーをゆっくりと注ぎ入れます。この時、氷に沿わせるようにするときれいに層ができます。
アイスコーヒーと牛乳が3:1(120ml:牛乳40ml)になるようにするのがポイントです。バランスの取れたおいしいアイスカフェオレをお楽しみください。
ダルゴナコーヒー
ツートーンアイスカフェオレとは違った甘くビターなコーヒークリームとミルクの2層が楽しめる、韓国発祥の「ダルゴナコーヒー」のレシピもご紹介します。
<用意するもの>
ボウル
スプーン
ハンドミキサーまたは泡立て器
インスタントコーヒー
砂糖またはグラニュ糖
水
グラス
牛乳
<作り方>
1. コーヒークリームを作る
インスタントコーヒーと砂糖を大さじ2ずつボウルへ入れ、軽く合わせます。混ざったら水大さじ2を入れ、泡立て器かハンドミキサーで泡立て、コーヒークリームを作ります。
2. グラスに牛乳を入れ、コーヒークリームを乗せる
グラスの3分の2程度まで牛乳を入れ、牛乳の上にスプーンでクリームを静かに乗せます。クリームの上からインスタントコーヒーを振りかけるのもおすすめです。
インスタントコーヒーと砂糖と水を同量で作るのがポイントです。砂糖が少ないと、泡立ちが悪くなってしまい、きれいな層が作りにくくなってしまいます。また、しっかりと泡立てるのも大事なポイント。ハンドミキサーがない場合は、ペットボトルに材料を入れて シェイクすると短時間で泡立てやすいでしょう。
インスタントコーヒーのいれ方・アレンジレシピの動画はこちら
インスタントコーヒーの選び方
インスタントコーヒーを選ぶ際には、用途や好みの味わいに応じて選ぶのがおすすめです。
酸味や苦み、コクは、焙煎度合いや使用しているコーヒー豆によって異なります。
アイスやカフェオレで飲むなら水や牛乳に溶けやすいもの、カフェインが気になる場合はカフェインレスタイプなども選べます。
たっぷり使うなら瓶入りの大容量タイプや詰め替え用、1~2杯楽しむ程度やアウトドアには個包装のスティックタイプなど、用途や好みによって選ぶのもよいでしょう。
ブラックでもおいしい!キーコーヒーのインスタントコーヒー
キーコーヒーおすすめのインスタントコーヒーをご紹介します。
インスタントコーヒー スペシャルブレンド
あっさりとした口当りでどんな方にも飲みやすい人気のインスタントコーヒーです。
選りすぐりのコーヒー豆を用いた、まさにドリップしたてのような香ばしい味わいが特徴。
フリーズドライ製法によるコーヒーの風味豊かな味わいはそのままに、よりコク深いおいしさを実現しました。ブラックで味わっていただくのにおすすめです。
▷ 商品詳細:『
インスタントコーヒー スペシャルブレンド 瓶 80g
』
インスタントコーヒー スペシャルブレンド 深煎り
深い香りとコクがマッチした豊かな味わいが特徴のインスタントコーヒーです。
選りすぐりのコーヒー豆をじっくりと焙煎し、フリーズドライ製法によるコーヒーの風味豊かな味わいはそのままに、よりコク深いおいしさを実現しました。
深煎りならではの香ばしさと重厚なコクがあり、ミルクや砂糖との相性も抜群です。
▷商品詳細:『
インスタントコーヒー スペシャルブレンド 深煎り 瓶 80g
』
インスタントコーヒー カフェインレス
朝昼夜、時間を気にせずコーヒーが楽しめる、カフェインレスタイプのインスタントコーヒーです。
お湯はもちろん水や牛乳にも溶けやすいスプレードライタイプです。
いれる手間がかからず、ドリップタイプと比較して1杯のお値段が手頃なインスタントコーヒーは、毎日何杯もコーヒーを飲むという方に特におすすめです。
▷商品詳細:『
インスタントコーヒー カフェインレス(瓶入り) 50g
』
おいしいインスタントコーヒーで手軽にリラックスタイムを
インスタントコーヒーは、特徴やメリットを理解すれば手軽においしくコーヒーやカフェオレが楽しめます。お菓子づくりに使用したり、深煎りやカフェインレスタイプを試したりと、自分に合った選び方で気軽にリラックスタイムを楽しみましょう。こちらの記事のご感想をお聞かせください
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