アイリッシュコーヒーとは?発祥の歴史やおいしく作るポイントをご紹介!
2026.08.24
レシピ
アイリッシュコーヒーの名前は知っていても、どのようなコーヒーなのかはよくわからない、という方も多いのではないでしょうか。
ここでは、アイリッシュコーヒーの概要や発祥の歴史、おいしい作り方などについてわかりやすく解説しています。アイリッシュコーヒーに関するよくある質問についてもまとめていますので、自宅でアイリッシュコーヒーを楽しむ時の参考にしてみてください。
アイリッシュコーヒーとは
アイリッシュコーヒーの特徴や発祥の歴史について見ていきましょう。
アイリッシュウイスキーを使用したコーヒーカクテル
アイリッシュコーヒーとは、アイリッシュウイスキーをベースに、コーヒーや砂糖、生クリームなどを加えたカクテルの一種です。
ホットで飲むのが主流のカクテルで、グラスに入ったコーヒーに泡のような生クリームが浮かんでいるような見た目をしています。
アイリッシュウイスキーとは
アイリッシュウイスキーとは、世界の五大ウイスキーに数えられ、ウイスキーの元祖とも言われるお酒です。
「アイリッシュウイスキー」と名乗るためには、アイルランド島内で醸造・蒸留・熟成が行われ、木製樽で3年以上熟成させることなどが法律で厳格に定められています。
伝統的なアイリッシュウイスキーは3回蒸留されることでより不純物が取り除かれ、初心者でも非常に飲みやすい軽やかな風味に仕上がるため、雑味が少なくさっぱりとした味わいと、マイルドな口当りとなります。
麦芽を乾燥させる際にピート(泥炭)の煙を当てない(ノンピート)ため、スモーキーなクセがなく、フルーツやキャラメルのような甘い香りが際立ち、トロピカルフルーツやキャラメルなどを連想させるような華やかな香りがします。そのため、コーヒーとの相性がいいのも特徴です。
アイルランドの空港で生まれた心温まる誕生の由来
アイリッシュコーヒーは、アイルランドの空港のバーで考案されました。
1940年代頃、当時アイルランドの国際線中継地であったフォインズ(現在のシャノン空港)のバーでシェフとして働いていたジョー・シェリダンが、極寒のアイルランドで乗り継ぎの飛行機を待つ乗客に温まってもらおうと考案したのがアイリッシュコーヒーの始まりだと言われています。
その後アイリッシュコーヒーはアメリカでも紹介され、世界的に認知されるようになりました。
アイリッシュコーヒーは別名「サンフランシスココーヒー」とも呼ばれています。
サンフランシスコの老舗ブエナ ビスタ カフェは、アメリカにアイリッシュコーヒーを広めたことで世界的に知られ、1952年以降、アイリッシュ コーヒーを求めて人々が訪れています。
アイルランドのシャノン空港で提供されているアイリッシュコーヒーを再現するのにクリームがコーヒーの上になかなか浮かばなかったのですが、48時間熟成させたクリームが浮く可能性があることを発見して伝説が誕生しました。
お酒とコーヒーが完璧に調和する「4つの基本材料」
アイリッシュコーヒーの材料は、コーヒーとアイリッシュウイスキー、生クリーム、砂糖またはシロップの4つが基本材料となります。
アイリッシュコーヒーは、実は自宅でも簡単に楽しむことが可能です。
たった4つの材料だけで、お酒とコーヒーの調和が織りなす味わいを自宅で味わえる、アイリッシュコーヒーのレシピについてもご紹介しましょう。
【保存必須】おうちで作れる!失敗しないアイリッシュコーヒーのレシピをご紹介
アイリッシュコーヒーの基本レシピは以下の通りです。
1. 耐熱グラスにお湯を入れて予熱します
2. 1.のグラスにコーヒーシュガーを加えます
3. 2.に深煎りコーヒー(粉12g/出来上がり量120ml)を8分目まで注ぎます
4. 3.にアイリッシュウイスキーを15ml加えます
5. 4.の表面に泡立てた生クリームをそっと注ぎます
かき混ぜずに生クリームとコーヒーの苦さ、アイリッシュウイスキーの香りが変化する過程をお楽しみください。
準備する材料と器具
上記レシピにも記載していますが、準備するものを以下にまとめました。
アイリッシュウイスキー 15ml
ホットコーヒー(深煎り) 120ml
生クリーム 適量
コーヒーシュガーまたは砂糖 適量(5~10g)
耐熱グラス
スプーン
泡立て器
ボウル
アイリッシュコーヒーの作り方をわかりやすく動画でご覧になりたい方は、こちらも参考にしてください。
▶関連動画:『
【アレンジレシピ】BARを楽しむ?お酒を使ったアレンジコーヒーの作り方をご紹介!
』
生クリームをきれいに浮かべるコツ
生クリームを泡立てる際は、氷水が入ったボウルの上に生クリームが入ったボウルを置いて泡立ててください。半立てから6分立て程度に仕上げるとコーヒーの上に浮かびやすく、きれいな層になります。
また、スプーンで生クリームを乗せる際はゆっくり浮かべるようにするのもコツです。
知るだけで「通」になれる!アイリッシュコーヒーの飲み方は「混ぜずに飲む」
アイリッシュコーヒーは、ホットコーヒーの上に生クリームが乗った2層仕立てになっています。ついクリームとコーヒーを混ぜて飲みたくなりますが、混ぜずにそのまま飲むのがアイリッシュコーヒーの正しい楽しみ方なのだとか。
冷たく濃厚な生クリームの後から、おいしいホットコーヒーとアイリッシュウイスキーの味わいが追いかけてきて、徐々に混ざり合っていきます。飲み進めるほどに香りやコク、甘みのハーモニーが楽しめるようになっているので、かき混ぜずに生クリームとコーヒーの苦さ、アイリッシュウイスキーの香りが変化する過程をお楽しみください。
コーヒーアレンジレシピ ~お酒を使ったアレンジも~
アイリッシュコーヒーに関するよくある質問
アイリッシュコーヒーに関するよくある質問と回答については、以下も参考にしてください。
生クリームは市販のホイップクリームでも代用できますか?
市販のホイップクリームには甘みが加えられており、固めに泡立てられているため、アイリッシュコーヒーの美しい層を作るのが難しくなってしまいます。市販のホイップを使いたい場合はコーヒーに入れる砂糖の量で甘みを調整し、グラスに沿わせて一周絞ってから中央に絞るようにすると、コーヒーに浮きやすくなるでしょう。
甘みを加えずに緩めに泡立てた(半立て~6分立て)生クリームの方が相性が良く、おすすめです。
お酒に強くなくてもアイリッシュコーヒーを楽しむ方法はありますか?
アイリッシュウイスキーはアルコール度数が40度以上と高めのため、アルコールが苦手な方は、火でアルコールを飛ばす「フランベ」を試してみましょう。
耐熱カップの中にコーヒーシュガーとアイリッシュウイスキーを入れて、火をつけてフランベすることで、ある程度アルコールは飛ばしつつ、アイリッシュウイスキーの香りは残るのでお酒に弱い方でも飲みやすくなります。
火を使うフランベは充分な換気を行い、可燃物やお子さま、ペットなどを遠ざけるなどの準備をしてから行うようにしましょう。
アイリッシュウイスキー以外のウイスキーで作ってもいいですか?
アイリッシュウイスキーならではの特徴がありますので、スコッチウイスキーなど、別の種類のウイスキーを使用すると、味わいが変わります。
あくまでもアイリッシュウイスキーを使用したコーヒーカクテルが「アイリッシュコーヒー」の定義となりますが、他のウイスキーを使って作るコーヒーカクテルもご紹介しましょう。
▼ゲーリックコーヒー
スコットランド産のスコッチウイスキーにホットコーヒーと生クリームを加えた、アイリッシュコーヒーに似たホットカクテルです。
ウイスキー特有のスモーキーな香りと、コーヒーの深いコク、そしてクリームのまろやかな甘みが絶妙なバランスを生み出し、寒い季節やリラックスタイムにぴったりな一杯です。
<ゲーリックコーヒーの材料>
スコッチウイスキー:30ml
ホットコーヒー:120ml
グラニュー糖:6g
生クリーム:適量(6分立て程度に軽くホイップしたもの)
アイリッシュコーヒーの基本的な作り方で楽しめます。
▼ケンタッキーコーヒー
バーボンに温かいコーヒーと砂糖を加え、ホイップクリームまたは生クリームを乗せた、アイリッシュコーヒーに似たカクテルです。
コーヒーの苦みとバーボンの風味をしっかり楽しむことができ、香ばしくて甘い香りも特徴のため「締めの一杯」としても人気があります。
ケンタッキーコーヒーを作る際の材料は、以下の通りです。
バーボン:30ml
ホットコーヒー:180~200ml
砂糖:6g
ホイップクリームか生クリーム:適量(6分立て程度に軽くホイップしたもの)
上記の材料を使い、アイリッシュコーヒーと同様の手順で作れます。
*バーボンとは*
おもにケンタッキー州で造られる、トウモロコシを主原料としたアメリカンウイスキーのことです。
さまざまなアメリカンウイスキーがあるなかでも
「アメリカ国内で製造されていること」
「原料となる穀物のうち、トウモロコシの比率が51%以上であること」
「アルコール度数が蒸溜時に80%以下、瓶詰め時に40%以上であること」
「内側を焦がした新品のオーク樽で2年以上熟成させていること」
上記4つの条件を満たしたもののみが、バーボンを名乗ることができます。
甘くて飲みやすい口当りの「メーカーズマーク」や、香りと味わいのバランスに優れた「ジムビーム」などは、入手しやすくておすすめです。
キーコーヒー厳選!アイリッシュコーヒーにおすすめのコーヒーをご紹介
キーコーヒー公式オンラインショップで購入できる、アイリッシュコーヒーを作る際におすすめのコーヒー「トラジャブレンド ノワール」をご紹介します。
トアルコ トラジャをベースにコロンビアなどを使用した、クリーンな味わいの深煎りブレンドコーヒーです。
ダークチョコレートや焦がし砂糖のようにほろ苦くスパイシーで、なめらかな口当りが特徴です。アイスコーヒーとしてもお楽しみいただけます。
トアルコ トラジャは、インドネシア スラウェシ島にある農園から日本での製造にいたるまで、徹底した品質管理のもと生まれたコーヒー。
選び抜かれたコーヒーを、熟練の焙煎士とブレンダーの手で唯一無二の風味に仕上げています。
アイリッシュコーヒーで贅沢な夜のコーヒータイムを
アイリッシュコーヒーは、アイリッシュウイスキーとコーヒー、砂糖と生クリームを使って作るコーヒーカクテルの1つで、アイリッシュウイスキーとコーヒーの香りと味わいに生クリームのコクが楽しめる大人の飲み物です。
基本の材料とレシピをマスターしたら、アルコールに弱い方はフランベしてみたり、他のウイスキーを使ってみたりとさまざまなアレンジも楽しめます。コーヒーカクテルにぴったりのコーヒーを使って、贅沢な夜のコーヒータイムをお過ごしください。
こちらの記事のご感想をお聞かせください
記事のご感想を「投稿」または他の方の投稿に「いいね!」いただくと、キーコーヒーの公式オンラインショップ・コーヒーセミナー・直営ショップで使えるポイントに変換できる「アクションマイル」がたまります。ぜひ様々なサービスを通じてコーヒーをお楽しみください!
※
会員登録・ログイン
が必要になります。









